中学生2人の短歌が入選
2019/03/07
短歌と俳句、川柳を紹介する朝日新聞奈良版の「朝日大和三壇」で1月末、
中学生2人の短歌が入選しました。国語の授業で作った歌は、部活やペットといった身近な情景を
31音で表現。常連の投稿者が多い中、初投稿、初掲載だった。
入選したのは、いずれも大和郡山市立郡山東中学校2年の
仲野恭子さん(14)と中野綾太(りょうた)君(14)。昨年秋、国語の授業で短歌を学び、
最後に1時間かけて短歌作りに挑戦した。
先輩と共に過ごした学校は感謝の気持ち揺れる百日紅(さるすべり)
吹奏楽部の仲野さんは、部活で先輩と過ごした日々を歌に詠んだ。
部員は14人と少なかったが、チームワークの良さが持ち味だった。短歌の授業の少し前に3年生5人が引退し9人になった。
演奏会の日は、楽器を校舎の玄関でトラックに積み込むのが恒例だった。トラックが出るとき、
いつも車体が校舎の脇のサルスベリの枝に当たって、小さな花びらがひらりと落ちる。
「先輩との思い出を考えたとき、ふとサルスベリの光景が頭に浮かびました」。
家に着くと頭の上に猫落下のどをならしておかえりなさい
中野君は1年前から家で飼っている猫の「くうちゃん」のことを詠んでいる。
飼い始めたころは中野君が帰宅すると、飛びついてのどを鳴らして甘えてくれた。「それが最近は、目が合っても全然近寄ってきてくれない」と中野君。
くうちゃんとの楽しい日々をそのまま短歌にしているそうだ。
品川キャンパス内でも今度俳句や川柳に、みんなで挑戦してみたいですね。
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