失敗は成功のもと
2019/08/08
「失敗は成功のもと」
この有名なことわざは、誰もが聞いたことがあると思います。
これには以下の意味があります。
「失敗は成功のもととは、失敗してもその原因を追究したり、欠点を反省して改善していくことで、かえって成功に近づくことができるということ。」
(引用 故事ことわざ辞典 http://kotowaza-allguide.com/si/shippaiseikounomoto.html)
このように、失敗を重ねて改善していくことで成功に近づいていくという理屈はよく理解できます。
しかし、これを実践するのは簡単なことではないように思います。なぜなら「失敗したくない」「失敗するのが怖い」と思う人が大半ではないでしょうか。
学生の頃、先生の質問に対して、自ら手を挙げて答えるのが「怖かった」と思う人は多いのではないでしょうか。それは、失敗して、周囲の注目を集めるのが嫌だったからだと考えられます。逆に手を挙げるのが怖くなかったときは「成功する」と思ったからだと考えられます。
このように「失敗」を避け、「成功」しようと考えるのは、多くの人に当てはまります。
しかし、それは先述した「失敗は成功のもと」という考えに基づいてあらゆることを実践していないということであり、大きな成功が望めないのではないでしょうか。
ところが、その実践をさせている人がいました。それは世界で活躍するサッカー選手の本田圭佑選手です。本田選手は監督として指導しているカンボジア人に「ミスをしたら絶対にガッツポーズをしろ」と言っているのです。
(以下、2019年5月30日ゲキサカから引用)
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カンボジア代表で実質的な監督を務める本田圭佑が、ユニークな指導法で選手たちと接していることを明かした。
本田は30日に都内で行われたイベントに出席。仮想通貨への関心を語ると、経営者の大日方祐介氏とともに、共同でブロックチェーン(分散型ネットワーク)についてのプロジェクトを進めていくことを表明した。
そこで「失敗に対して寛容ではない」と日本社会への持論を展開すると、「カンボジアにも似たような文化がある」と続ける。そして「ミスをしたやつは絶対にガッツポーズをしろ、と言った。頭おかしいことかもしれないけど、それくらい飛ばさないと脳の動きはいつまでも変わらないと思った」と破天荒な取り組みを行ったことを明かす。
それはなぜか。本田は「上手くいかなかったことが分かったことが勝ち。失敗は新しいことに挑戦している証なので、成功するために必須なんですよ」と熱弁。「僕の失敗に対する考え方を賛同してくれる人が増えて、それをどんどん考え方が伝わっていけば、いつか常識はいい意味で変わっていくのではないか。リスクを恐れずチャレンジする人が増えたら、日本のパワーはもっと爆発すると思う」と終始、熱く語っていた。
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このように本田選手は失敗を肯定しています。それは「上手くいかなかったことが分かったことが勝ち。失敗は新しいことに挑戦している証なので、成功するために必須なんですよ」という言葉に集約されているように思います。確かに、「失敗」とは「挑戦」しないとできません。「何もしない人」は「失敗することさえできない人」と言えます。
生きている限り「失敗」することは必ずありますが、まずその「成功しようと努力したこと」が大切だと思います。その上で、最終的に「成功」できたら素敵ですよね!
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