囲碁の最年少プロ、仲邑菫初段 最年少勝利!
2019/09/05
先週は囲碁の棋戦の「ワイズアカデミー杯」についてご紹介しました。
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_info/post_82.html
↑日本棋院のプレスリリース
https://ys-cup15.com/
↑ワイズアカデミー杯、公式HP
「ワイズアカデミー杯」は、がんばる若者を応援したいという想いから、開催されました。今回は小学生のアマ4人と中高生のプロ棋士4人が総当たり戦で棋戦を行い、皆が勝利を目指して真剣勝負に取り組んでいました。どの勝負も素晴らしかったです。
さて、今回の「ワイズアカデミー杯」には参加されませんでしたが、囲碁界の若手のホープといえば、「仲邑菫プロ」ですね。
10歳の小学生でプロデビューした仲邑菫プロですが、すぐに棋戦で勝てたわけではないありませんでした。
相手もプロ棋士ですので、公式戦一戦目は勝つことができませんでした。
しかし、公式戦二戦目にして、勝利することができました!!
以下、詳細です。
(以下、2019年7月8日デイリースポーツから引用)
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囲碁の最年少プロ、仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が8日、大阪市の日本棋院関西総本部で行われた「第23期ドコモ杯女流棋聖戦予選B」で田中智恵子四段(67)を撃破。10歳4カ月の仲邑初段は公式戦2戦目での初勝利となり、藤沢里菜女流本因坊(20)が持つ11歳8カ月の最年少勝利記録を大幅に更新した。
会見ではこれまで以上に恥ずかしがり、勝利者コメントも笑顔は見せるものの、立会人の石井邦生九段から「うまく打てた?」などと聞かれてうなずくだけで、最後にようやく「勝ててうれしかった」。
(後略)
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このように仲邑菫プロは、恥ずかしがりながらも素直に「勝ててうれしかった」と喜んでいました。
またこの記事を読んで驚いた方も多いかと思いますが、公式戦二戦目の相手は田中智恵子四段で、67歳です。10歳の仲邑菫プロとの年齢差は50歳です。一般的なプロスポーツの試合では、これほどの年齢差がある相手と戦うことは、ほとんどありません。しかし、囲碁の世界では、年齢はまったく関係が無いのです。この幅広い年齢差で行われることも、囲碁の面白さと言えそうです。
ちなみに今回の「ワイズアカデミー杯」に参加された「大森らんプロ」は、「仲邑菫プロ」が初めて対戦した相手であり、初めて負けた相手でした。
今後、「大森らんプロ」や「仲邑菫プロ」といった若手のプロ棋士が活躍し、囲碁界を盛り上げていってくれることに期待したいですね。
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