得意分野と広い教養

2019/11/21



みなさんは何か特技はありますか。
もしくは、この科目、この分野なら自信がある!という得意な科目はありますか。

得意なことがあることはとても素敵なことですし、この先もその得意を伸ばしていくことは人生の糧になると思います。

では、別の分野はどうでしょうか。
この秋ノーベル化学賞を受賞した、吉野彰さんは「独創的な研究に大切な2つのこと」を高校生へアドバイスしてくれたそうです。

(以下は2019/11/1高校生新聞ONLINEより抜粋)
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2019年のノーベル化学賞に決まった吉野彰さんは高校時代から化学が得意だったという。京都大学工学部では石油化学を専攻する一方、同好会で考古学の発掘や研究にも打ち込んだ。大手化学メーカー旭化成でリチウムイオン電池の開発という独創的な成果をあげた。科学で活躍したい高校生へのアドバイスを聞いた。

(中略)

必要なことは2つあるという。「ずば抜けて得意なことは絶対必要です。将来の武器になります」。ただそれだけでは足りず、「広い分野で関心を持ち続けること」も大切という。「この2つがつながると、自分の得意分野の中で誰もが考えられない独創的なアイデアが出てくる」と強調する。「今の高校生にはまずは自分の得意なものを決めて、できるだけ広い教養をみにつけて、そうすると宝物が出てくると伝えたいですね」

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なにか得意なことがあるからといって、苦手をそのままにしてしまったり、他の分野に興味を持たないということはもったいないですね。

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