楽しむことから将来を考える

2020/06/04



6月に入りました。
例年この時期は専門学校のエントリーが始まったり
高校生の求人票の開示を来月に控えていたりするため、
3年生の進路活動が本格化する時期でもあります。

昨日もキャンパスに登校した生徒と進路相談を行いました。
その生徒のみでなく、進路の話をしていて最近よく耳にするのは

「親が将来のためにIT系の勉強をしておいたほうがいいと言っている」
「パソコンが得意ではなく、社会人としてやっていけるのか心配」

など、パソコンスキルやITの知識などがないからと将来を不安視する声です。

たしかに、昨今はほとんどの職業でコンピュータを多かれ少なかれ使用するようなイメージはありますね。
身に付けておけば必ず役に立つ、とも言えます。

そこで今回はパソコンの早打ちで日本一の高校生の記事をご紹介します。

(以下は朝日新聞デジタル2020年5月24日の記事より一部抜粋)

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(前略)

中学3年だった1月、東京であった中学生のタイピングの速さを競う大会で、全国から116人が参加する中、優勝した。ニュースの解説文を入力する課題で、制限時間5分で原稿用紙約3枚分の1265字を変換ミスなく打った。一般的な社会人のスピードは5分で200字程度とされるが、その約6倍の速さだ。

 小学1年の時、母留美子さん(47)が自宅でパソコンを使って仕事する姿を見て「手伝ってあげたい」と思い、金沢市内のパソコンスクールに通い始めた。ブラインドタッチは、小学3年でマスター。一緒に通う同級生とタイピングの速さを競い合っている内に、のめりこんでいった。

 「速さで得したことはない。たまに何をやっているんだろうと思うこともある」などと冗談めかすが、競技としての魅力を感じている。求められるのは瞬発力、集中力、判断力。多くの人はそれらをスポーツを通じて研ぎ澄ますのだろうが、「元々ぜんそく持ちだったので家で取り組める」タイピングに見いだす。

(以下略)

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パソコンを始めたきっけもとても素敵ですよね。
そして、何より、楽しむことができるということが上達に繋がっているのだと思います。
楽しめなければ続けることも難しいですよね。

パソコンやITの知識やスキルを身につけることも大切ですが、
それ以上に自分が好きなことや楽しいと思えることからも進路を考えていけるといいですね。

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