コロナストレスを伝統文化で乗り切る

2020/06/11




















コロナ問題が始まってから数ヶ月が経ち、自粛も徐々に解除されるようになりましたね。
そんな中、休校期間中に「コロナ生活を川柳で表現してみよう」という
一風変わった宿題を出した高校があったようです。


(朝日新聞デジタル2020年6月11日の記事より一部抜粋)

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「新入生紫陽花(あじさい)咲く頃初登校」

――新型コロナウイルスの影響で春から続く休校中の出来事や思いを、県立国府台高校(市川市)の1年生約120人が約300句の川柳につづった。始まらない学校に外出できない生活、自宅での親との交流などを、新鮮な感覚で切り取っている。

 同校で現代社会を教える大塚功祐(こうすけ)教諭(38)が5月、今回の経験を生徒自身の言葉で残そうと、担当する1年生に「最近のニュースや報道で川柳を作ろう」との休校中の課題を出した。作品はメールで送ってもらい、学校再開後にクラスごとに発表することにした。

 冒頭の作品は堀口佳之君。休校中は毎日、自宅からランニングに出かけた。自宅前には桜の木と紫陽花が植わっている。「これまでは桜を見て新学年を迎えたけれど、今年は紫陽花なんだなと思って」と、自らの姿を詠んだ。

 長い自宅生活となった生徒たち。「巣ごもりで落ちる筋肉つく脂肪」と書いた吉澤麻実さんは中学時代、バレーボール部員だった。「4月には体重がやばいと思い、毎日2時間歩くようにしました」と笑う。早く部活を始めたいという。

(以下略)
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生徒たちの個性がそれぞれ光っていて、とても素敵な川柳ですね。
自分を表現する力=文章や会話などで伸ばしていくことが多いですが、芸術に触れることによって培われるという子供も沢山いると思います。

また、生徒が芸術に触れたとき、隠れていたセンスが発見できるかもしれません。

川柳に限らず、音楽、ダンス、伝統芸能、美術など、伸び伸びと自己表現ができるチャンスがもっと増えると、
自分がやりたいこと、向いてることなど、新しい何かを発見することが出来そうですね。
 


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