もどかしさを言葉に、ネットで全国高校総合文化祭
2020/08/06
新型コロナウイルスの影響により、様々なイベントが中止になっている昨今ですが、
代替として、ネット上でのイベント開催が主流になりつつあります。
その流れの中で、全国の高校生が参加する「全国高校総合文化祭(こうち総文)」においても
ネット上での開催が行われたようです。
(朝日新聞デジタル2020年8月1日の記事より一部抜粋)
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第44回全国高校総合文化祭「2020こうち総文」(文化庁、公益社団法人全国高等学校文化連盟など主催、朝日新聞社など特別後援)が31日、開幕した。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、全国から高知に集まることを断念、舞台はネットが中心となった。日本音楽や新聞など計23部門に分かれて日頃の成果を披露している。
文芸部門では、新型コロナについて詠んだ作品も目立った。学校生活に大きな影を落とす未知のウイルス。もどかしさを率直な言葉で紡ぎながらも、前を向こうとしている。
同部門では当初、会場に集まった生徒らによる句会や品評会などを予定していたが、すべて中止に。全国150校から寄せられた詩や散文、短歌、俳句など約200点をネット上で公開することになった。
《新しい先生の顔は知らざれどひたすら届く学校メール》
宮城県古川高校(大崎市)の高橋梨咲さん(3年)は、臨時休校中に感じた学校と生徒との隔たりをテーマにした。
「学校に行きたくても行けず、一方通行のメールを受け取るだけの状況にもどかしさを感じていた」と高橋さんは話す。
楽しみにしていた総文祭での高知訪問はかなわず、授業の遅れで大学入試も気がかりだ。それでも「コロナを言い訳にはしたくない。将来、私たちの世代で、この状況をはね返すぐらいの活躍をしたい」。
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新型コロナウイルス問題は、社会全体にとって大きな悩みになってきていますよね。
大人世代であっても頭を抱えてしまうことだらけで、日々格闘せざるをえないテーマではありますが…
10代の高校生達が、こうして前を向いて歩いている姿を見ると、
彼らのためにも、少しでも状況が良くなるように、出来ることから行動したくなりますね。
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