高校生らの勇気が人命を救う

2020/09/17




みなさんは、道端で助けを求められた時どうしますか?

落ち着いて行動できれば良いのですが、突然の出来事に動揺して、どのような行動をとったら良いのか分からなくなってしまう人もいるかと思います。


そんな中、とっさの行動で男性の命を救った高校生らが話題となっています。



(朝日新聞デジタル2020年7月7日の記事より一部抜粋)

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金沢市の犀川でおぼれていた高齢男性を助けたとして、いずれも市内に住む高校生岡嶋緑麻(せいば)さん(16)と大学生大野広輝さん(22)に対し、金沢中署は8月27日、感謝状を贈った。

 2人の話や署によると、救助は6日午後2時すぎ。「おぼれているよ!」。同市城南2丁目近くの犀川の中州で、絵のモチーフにする水生昆虫を撮影していた岡嶋さんが、誰かの叫び声で、水面で手足をばたつかせている高齢男性に気づいた。

 胸の高さほどまである川に入り、男性を引っ張り上げた岡嶋さん。途中、通りかかった大野さんも助けに入り、2人で安全な場所まで引き揚げ、中署員が到着するまで付き添った。男性は川で釣りをしていたところ、足を滑らせたという。

 瀬田昭署長は「勇気ある行動で貴重な命を救ってくれた」と2人をたたえた。岡嶋さんは「『助けなきゃ』と思い、とっさに体が動いた」。大野さんは「川底がコケで滑りやすく、自分も気をつけたいと思う」と話していた。

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高校生の方は、助けなければという一心で体が勝手に動いたのだろうと思います。
ですが、とっさに動けるというのはなかなかできることではありません。
まして人が溺れているところを助けるのは、なおさらできることではありませんね。

この勇気ある高校生らの行動に敬意を表さざるを得ません。


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