高校生が特大絵馬作り

2021/01/28





今年は初めての大学入学共通テストが行われ、今週末には臨時回があります。
受験シーズン真っ只中ですね。

今年の干支(えと)「丑(うし)」の特大絵馬が昨年12月22日、福岡県筑紫野市のJR二日市駅にお目見えしました。地元の九州産業大付属九州産業高校の美術部員たちが、受験に臨む人たちの合格を祈り、普段お世話になっている駅と地域の人たちへの感謝の思いもこめて描いたといいます。

(以下は朝日新聞デジタル2020年12月23日の記事より抜粋)
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縦2・14メートル、横4・66メートルの特大絵馬は改札口近くに掲げられた。立派な体格で黒い毛並みの美しい牛が、朝焼けの空にたなびく雲の上を堂々と歩く姿。デザインした2年古川加奈恵さん(17)は「コロナで大変な時期だから、見ると力が湧くような絵にしました」。

(中略)

美術部顧問の森北光信教諭によると、部員は35年にわたり、絵馬を制作し同駅に贈ってきたという。今年は、コロナ禍に見舞われ体育祭も文化祭も中止となり、大きな発表の場をことごとく奪われてきた。部長で2年の草場梓さん(17)は「貴重な発表の場になりました。絵馬を見上げてもらえるのがうれしいです」と話した。

絵馬は1年間飾られる。

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コロナの影響で発表の場を奪われてしまった生徒たちにとって、駅に飾られる大きな絵馬で自分たちの成果を見せることができてとてもよかったと思います。
また、受験生への応援の気持ちや普段お世話になっている人への感謝を込めるという姿勢も立派だと感じました。

きっとこの絵馬が、見る人みんなに大きな力を与えてくれるのではないでしょうか。

 

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