ウクライナ侵攻について議論　横浜の高校

2022/04/21


新聞記事を利用して、現在起こっているロシアのウクライナ侵攻
について生徒たちが議論をしたという記事がありました。
THE SANKEI NEWS 2022年4月18日

今後、歴史の教科書に必ず掲載されるであろう戦争が、今まさに真っ最中です。
教科書に載っている過去はシンプルに述べられていることが多いと思いますが、
実際には状況は入り組んでおり複雑なのだということも理解できると思います。

また、歴史は勝者が作るということもよく言われていますよね。
授業では、記事を書いたり公に発言する人たちには様々な立場があり、
それを理解した上で自分の考えをもつことが重要だということも学んだようです。

ウクライナでは、ゼレンスキー大統領の強力なリーダーシップの元、抵抗が
続いています。ウクライナはこのまま抵抗を続けるようですが、抵抗を続ける
ことをよしとする意見がある一方、降伏するべきではという意見もあるでしょう。
ただ、降伏してもロシア側は本当に命の保証をしてくれるのか、またウクライナ
という国を滅亡させてしまうのではないかという点も、ニュースで虐殺の事実を
見せつけられると疑問なところでしょう。

日本に住んでいるロシア人に対して差別などが生じているというニュースも
ありますよね。
ロシアは情報統制されているので国民の本当の意見などは外からはよく
わからないですが、今回の侵攻についてはほぼプーチン大統領の独自の
価値基準によるものだろうとされています。

記事から、生徒は多面的な視点をもって世界を見ることの大切さを学んだの
だろうと思いました。
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